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復習こそ最高の記憶術・続・続

前回に ― 「暗記など無意味です、そんな作業は楽しくもないしすぐ忘れてしまうからです。そんなことをするなら~の方法で楽しく覚えましょう。~の方法でやれば1週間で○○百もの単語が覚えられます」などというアフターケアーのない無責任な議論がまかり通っています。しかし、その覚えたものを維持する具体的な方法はまったく示されていません ― と書きました。

覚えたものを維持する具体的な方法は、「何回といわず繰返す復習 (熟達すれば、復習に要する時間はどんどん短くなる)」 だけです。奇策などあるはずもない

私の 「アンチ・バベルの塔」 は35.8セット(1セット=カード100枚)のカードからなっています。復習は、毎日、その1セットか2セット ( 所要時間は30分~1時間 ) を、待ち時間その他のすきま時間も活用して復習します。

できる人の勉強法 (安河内哲也著・中経出版』 を読むと、勉強 (=訓練と暗記→安河内さんの定義 )を、複数の皿を回し続ける皿回し にたとえていて、私は 「その通りだ!」 と感心しました。

私の 「アンチ・バベルの塔」 の復習 は、33枚の皿回し「33セットのエビングハウス忘却曲線」を急激な右下がりではなく平行線に保つことです。

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上記の安河内さんの本から引用しておきます↓

(引用開始) 1個目の皿をまわしたら、2個目の皿をまわし、次に3個目、4個目・・・。5個目の皿をまわしたあたりで1個目の皿がグラグラしてくるから、もう一度1個目の皿をまわします。次に6個目の皿をまわしていると2個目の皿がグラつきはじめるので、もう1度まわして・・・。(途中省略) 勉強もまさにそれと同じです。新しい皿を10枚、20枚、30枚とどんどんまわしていきつつ、それらのすべてがつねにまわっていられる状態を保つことで、実力がついていくのです。(引用終始)

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「アンチ・バベルの塔」 は、皿作り (学習辞書からの未知語彙転記) と 皿回し (転記カードの復習によるメンテナンス) のシステムです。

独自の皿作り (=自分にぴったり合った皿作り) は大変な作業ですが、皿回しは、絶えず訓練を怠らないことによって、予想以上に熟達します。

Happy learning !

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Comments

はじめまして。私も定期的な復習をやっております。ただし、英語ではなく百人一首です。10日毎に、第1句を見て、残りの第2句から第5句を言う復習をやっております。1ないし2首で間違いや忘れがある時がありますが、大きな忘れはありません。私も定期的な復習は重要であると思います。

Posted by: checalen | February 06, 2007 at 10:13 AM

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