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パックンの日本語学習法・他

NHK の 「英語でしゃべらないと」 などにも出演している パックン こと パトリック・ハーラン さんの外国語 (日本語 ) 学習法は明快です。

以下は、パックン流 (=あたりまえの) 日本語学習法です。

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まず、文法を覚える。 次に、語彙を覚える。 そして、いろいろな表現を工夫して使ってみる。

文法をやる理由は応用力をつけるため。 文法を無視しても、簡単な表現を丸覚えすれば当座の役には立つ。 しかし、まったく応用がきかない。 文法習得は、時間はかかるが、あとでいくらでも応用がきくから結局得策である。 

学校では英会話を教えるのではなく文法を教えたほうがいい。 日本の従来の英語教育はまちがっていない。 あとはやる気。

文法=ルールをマスターしたら、語彙リストを携帯して覚えるしかない! 母語の英語の未知語彙も同じようにして覚えるようにしている。 知識は財産だ。

本を読むことは、表現力を増すためにも欠かせない。 

発音も当然必須。

( 『英語!達人が教える”とっておきの上達法”』 より )

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煎じ詰めたら、音声と文法・構文と語彙 ! これは、日本語学習でも英語学習でもまったく同じ。

そして、最大の難関が語彙

しかし、英語の語彙を学ぶ私たちには ― 日本語の語彙を学ぶパックンには利用できない ― 「学習 (英英) 辞典」 という強力なツールがある。 とにかく、これを覚えたらいい。 どの語彙を覚えるべきかなどという迷いはいっさい必要ない。 学習辞書にある語彙は全部覚えたらいいのです。 たとえば、「上級学習英英辞典」 の語は 「教養ある大人のネイティヴ・スピーカー」 のレヴェルですが、俗に言う 「マニアックな語彙」 は皆無。 

学習辞典を見ていて 「こんな語彙が必要なの?!」 という ( 客観的に見れば理不尽な ) 疑問が消せないなら、自分の語彙レヴェルに合うように、自己責任で、 「自分が不要だと思う語彙」 を無視すればよい。 

それでも、大学受験や英語の資格試験程度ならいざ知らず、 せっかく本格的な語彙強化に乗り出すのであれば、中級学習辞典である 『 Longman Dictionary of American English 』 レヴェルの語彙は全部覚えたい。 

それで5~10~15年かかっても、充分価値のあるコストでしょう、ほんとうに英語を習得したい人にとっては。


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