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どれか一冊暗記用の辞書を勧めるとしたら

まず、あくまでも参考のために、3冊掲げておきます。

1 『ニューヴィクトリーアンカー英和辞典

だれがみたってこの辞書に不要な語彙などありません。

この辞書を全部覚えたら、日本人としては、稀な語彙力の持ち主になります。

ただし、ネイティヴ・スピーカーなら小学生から読む 『リーダーズ・ダイジェスト』 を、辞書なしで読めないことはありませんが、スラスラ読めるわけではありません。

2 『Random House Webster's Intermediate English Dictionary

私が思うに、この辞書にも不要な語彙などありません。

この辞書自身が、何度か指摘しましたように、その掲載語彙のことを 「the most common words and pharases in the English language」 だと明言しています。「the most common words 」 とは、換言すれば、「だれでも知っているごく普通の語彙 」 という意味です。

この辞書を全部覚えたら 『リーダーズ・ダイジェスト』 をほぼスラスラ読めます。

3 『Longman Dictionary of American English

私はこの辞書にも不要な語彙は全くないと思いますが、なかには異見を唱える人ももいるでしょう。

この辞書を全部覚えたら 『リーダーズ・ダイジェスト』 をスラスラ、またたとえば 『Time』 の記事も、記事によりますが、ほぼスラスラ読めます。

ここまでの1~3のいずれかのレヴェルで十分だと考える人がほとんどでしょう。

覚えるのに必要な年数は、個人差が大きいが、2~5~10年。 巨きな価値のあるプロジェクトであることは言わずと知れたこと。

さらに、現代英語でかかれたものである限り、どんな雑誌や小説でも英語であることを意識さえしないくらいに読みたい人は、 『上級学習英英辞典』 のどれか好みの1冊を全部覚える。

それ以上を求めると a vocabulary guru語彙マニア) の ― 「いわゆる不必要な」 / 趣味の / あるいは専門家の ― 世界に踏み込むことになるでしょう。

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Comments

塔主様、はじめてメールさせていただきます。

『アンチバベルの塔』の辞書暗記に大変共感し、まずは英和辞典を読んでみようとお薦めの『ニューヴィクトリーアンカー英和辞典』を購入いたしました(すばらしい辞書ですね)。

お薦めの辞書としてご紹介いただいた以下の3つの辞書のレベルについて質問させてください。

1.『ニューヴィクトリーアンカー英和辞典』(以下NVA)
ネイティヴ・スピーカーなら小学生から読む『リーダーズ・ダイジェスト』を、辞書なしで読めないことはありませんが、スラスラ読めるわけではありません。

2.『Random House Webster's Intermediate English Dictionary』(以下RHWIED)
この辞書を全部覚えたら『リーダーズ・ダイジェスト』をほぼスラスラ読めます。

3.『Longman Dictionary of American English』
この辞書を全部覚えたら『リーダーズ・ダイジェスト』をスラスラ、またたとえば『Time』の記事も、記事によりますが、ほぼスラスラ読めます。

この3つの辞書ですが、公表されている総語彙数は

1.46,000
2.45,000
3.52,000

と、それほど大きな差はないように思います。
ところが、この総語彙数というもののカウント方法は出版社によってかなり違いがあるらしく、実際に本屋で掲載語彙を比較してみると、明らかにNVAのほうがRHWIEDよりも多くの単語を掲載しているように思います。逆にRHWIEDに掲載されていてNVAに掲載されていない単語というのはそれほどないように思いました。

塔主様が各辞書の到達点を上記のように考えられた根拠をお聞かせいただけますでしょうか?

Posted by: jojo | August 02, 2007 at 02:12 PM

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