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語彙強化に関する発想の転換

英語にまじめに取り組むつもりなら、文法・構文及び音声そして日常会話 (いわゆる英会話) に関する限り、学習教材や手段は完璧にそろっています。 

そのためにわざわざ留学などする必要はさらさらない。 そんな時間やお金の浪費は実にもったいない!

留学は、英語はマスターした後で、英語で何かを学ぶためにあるいは英語で何かのスキルを身につけるためにするのが得策でしょう。

さて、語彙の強化

このための学習教材や手段が完璧にそろっていると思う人は稀です。 みなさん、熱心な人ほど、語彙強化はきりがないと感じている。市販の教材をあれこれ試してみてもとてもじゃないが満足できるレヴェルには達しない。 いつまでたっても、語彙不足のために、英語の本を日本語の本のようには読めない。 辞書なしではまともに理解できない。 永遠に、 「やさしいものをたくさん」 読み続ける人もいる。

そんな手詰まり感を払拭するためには、語彙強化に関する発想の転換が必要です。

1 まず、「語彙強化なら語彙強化教材」 という発想を捨てて、「語彙強化なら学習辞書」 という発想に転換すること。 実際、学習辞書を超える語彙強化教材はない。 宝の山(CD-ROMも含む)です! ほとんどの人が気づいていないだけです。

2 次に、数ヶ月や1年ぐらいで満足な語彙強化ができるという実は幻想に過ぎない発想を捨てて、ましてや「ある14の英単語に含まれている34の word parts の意味を学習することで、14000以上の英単語の意味を推測する手がかりが得られる ( 3ヶ月トピック英会話2007年7月号の記事より )」 などいうとんでもない研究とやらは当然信じないようにして(34のパーツで14000語の意味がわかる日本人など、そんな研究を紹介している人も含めて、誰もいませんよ!!!)、真の語彙強化には年単位の時間が必要であるという発想に転換すること。 毎日10時間内外英語に接しているネイティヴ・スピーカーでさえ成人の語彙レヴェルに達するのに20数年かかるのです。

市販の単・熟語教材をそれこそ早急に卒業して、上記の2つの発想の転換を果たし、 「学習辞書」  ― その内あるいは実力に応じて最初から 「学習英英辞典」 ― を暗記するようになれば、それに打ち込むようになれば、「語呂合わせ(弊害が無く便利なときのみ利用)」や「聴覚に訴える方法」や「視覚に訴える方法」や「書いてみること」や「しっかり声を出すこと」や「特に意識しなくても辞書に書いてある語源の利用」や「図を添付すること」や「英英の説明と和訳を併記すること」などなどなど・・・・は Googleの利用などインターネットの活用や日程・時間配分も含めて、どんどん有効な方法を工夫している自分に気づくでしょう。 それこそ独自の方法(=最強の方法) の誕生です。 

辞書を、たとえば 『ジーニアスG4』 を、ときどき読むだけでも、市販の語彙強化教材ばかりをこなしているよりはるかに有意義であることを痛感しますよ。

旧来の発想を転換して、「学習辞書」 と 「年単位の暗記・復習計画」に目覚めること。 そうすれば、「やさしいものをたくさん症候群」 を克服することができます。大人の知性にふさわしい読書が可能になります!

Happy learning !


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Comments

k.yさん、こんにちは。

longman dictionary of american english をのろのろとPC上で読んでいたのですが、最近不具合が発生した(音声が出なくなった)ので問い合わせたところ、このソフトが使用している quick time というソフトが原因だということでした。

k.yさん御推薦の辞書の為、こちらのブログの閲覧者の方々でこの辞書の使用者が少なくないと思い、報告させていただきます。

尚、Windowsの解決方法は分かりましたが、Macは分かりません。

解決方法は以下のweb site で説明されてます。
http://www.longmanjapan.com/Longman_Support/LDAE.html

問い合わせ先は以下のaddress です。
longman_support@mail2.kirihara.co.jp

Posted by: N'djamena | June 21, 2007 at 07:35 PM

N'djamena さん、こんにちは。

貴重な情報を提供していただきました。

助かる方も多いと思います。

Thank you !

Posted by: k.y. | June 21, 2007 at 10:19 PM

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