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ハリー・ポッターに熱中する小学生の語彙力・続

「ハリーポッター」 を原文の英語で和訳と同様にスラスラ読めて楽しめる人は、実は、稀です。

そうでなければ日本語への翻訳者が25億円前後も脱税やら節税やらできるほど和訳が売れない。

ところが、ネイティヴ・スピーカーなら小学生から熱中して読める。 

そして、そんな小学生の中でも母語の語彙レヴェルが格別に高い児童がたまに出現する。 

例えば日本人の小学生 (現在は中学1年生) ・追本 葵(おいもと あおい) さん ( 2007年9月13日(木) 日経・夕刊より ) : ( 斜字体は引用部分 省略 k.y. )

( http://www.yomiuri.co.jp/junior/articles_2007/070414.htm ) も参照されたし。

追本さんは、― ・・・小学館が小学生を対象に昨年創設した「12歳の文学賞」大賞を受賞した・・・小学四年生で小説を書き始めた。毎晩、就寝前に書きつづってきたノートは六冊までたまった・・・多い日には一日で本を二冊読む。小学校六年間で図書館の本を読み切った。将来の志望は作家ではなく、図書館司書だ ― そうだ。

前回に言及した 『エラゴン』 の著者クリストファー・パオリーニは幼いころから 『指輪物語』 などのファンタジーに親しんだ由。 幼くしてすごい語彙力ですね! SSS多読法の日本におけるリーダー・酒井邦秀さんは自著の 『快読100万語!ペーパーバックへの道』 で ― 映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作 The Lord of the Rings (『指輪物語』) もいつか原書で読みたい本の先頭近くに上がってきました。ただ、娯楽作品の中ではジョン・ル・カレ(John le Carre ) のスパイ小説とともに、いちばん読みにくい作品です。娯楽作品の中で、この二人はペーパーバック・リーディングの最高峰と言っていいでしょう  ― と書いておられます。

ネイティヴ・スピーカーの語彙レヴェルは、小学生でも、ほんとうにすごい。 一部の子達は優に大人のレヴェルにあるいはそれ以上に達しているわけです。

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