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暗記法と復習(3)

英語の語彙の「記憶と記憶術」

記憶術はあくまで記憶を容易にするためのものですからそれがどんな方法であってもかまいません。

「語呂合わせ」であろうが正当な「語源の活用」であろうがその他あらゆる手段を駆使して覚えやすいやりかたで覚えたらいい。

しかし、記憶術を使う暗記作業の最終的な目標は、綴り・発音・アクセント・語義・用法などをできるだけ正確に覚えることです。

記憶術に凝るあまり肝心の記憶がゆがんでしまっては残念なことになります。

例えば、kennel [ kenlケヌル] を「犬(ケン)寝る( 所 )=犬小屋」と覚えたら非常に忘れにくい。優れた記憶術といえるでしょう。

他方、ネイティヴ・スピーカーはだれも「ケンネル」と発音しないし、そんなことを言っても通じないし、[ kenl] と言われたら分からないかもしれない。語彙は、音声をいいかげんにして覚えてしまうと、半分死んでいる。だから、「犬(ケン)寝る( 所 )=犬小屋」と覚えるのはまったくかまわないが標準的な発音もちゃんと習得しなければなりません。

音声も語義その他もできるだけ正確に覚えることが後の復習も楽にします思い出す確率も定着する度合も高くなります

なお、「塔」建設に英英辞典を使用している場合、語義説明は英英辞典の記述をそのまま転記するわけですが、覚えやすい和訳などがあれば併記しておくと便利です。記憶は英英にこだわる必要はない、英英でも和訳でも覚えやすい方を選んだらいいと思います。ただし、その和訳をおおまかにでも英語で説明できることあるいはやがてそうなることが大事です。それが、英英辞典を使って「塔」を建設する意義のひとつでもあります。

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