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英語の語彙:雑談(54)

a party school という語彙

Longman Advanced American Dictionary 』 は a party school のことを a college or university where the students are not serious about studying and have lots of parties と記述している。

また 『 Wikipedia (http://en.wikipedia.org/wiki/Party_school ) 』 は a party school のことを "Party school" is a term used to describe a college or university (usually in the United States) that has a reputation for heavy alcohol and drug use or a general culture of licentiousness. と記述している。 

アルコールやドラッグに浸って勉強しない放恣(ほうし)な学生が多い大学というわけである。

そんな大学の具体例として 『 Wikipedia 』 は West Virginia University, the University of Mississippi, the University of Texas at Austin, the University of Florida and the University of Georgia などに言及している。

「塔」 が重視している語彙レヴェル ( 5万~10万語の語彙) は、 party universities ではない大学を卒業した人たちの標準的な語彙レヴェルである。

それが 「中級超~上級学習英英辞典の語彙レヴェル(専門用語などは除く)」 に相当する。 

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語彙強化法に対する自覚(2)

言い訳と自覚

普通の語彙力を備えた日本人の日本語の語彙数は4~6万語です。

日本語で書かれたものならたいていの場合辞書なしに読めるのはそんな4~6万語の語彙力があるからです。

読み物の中に未知語彙があっても無視できたり未知語彙の意味をほぼただしく推測できたりするのはそんな4~6万語の語彙力があるからです。

もし日本語の語彙力が小学校低学年並みの2万語前後だったら未知語彙を無視したり未知語彙の意味をほぼ正しく推測したりすることなど不可能です。

読み物の全体を通して98%超の語彙が既知語彙でないかぎり未知語彙を無視したり未知語彙の意味をほぼ正しく推測したりすることはできないのです。

そうしたことはすべて英語を読む場合にも当てはまります。 普通にものを読むために日本語なら4~6万語の語彙力が必要だが英語の場合は1万語や2万語の語彙力でしかも辞書なしでも支障がないなどと考えるとしたらそんな 「滑稽な話」 はない。 しかし、そんな 「滑稽な話」 がまことしやかに蔓延している。

英語の場合普通の語彙力は 「学習(英英)辞典」 のレヴェルに相当します。そして、視力にたとえるなら 「中級学習(英英)辞典」 のレヴェルで0.8、「上級学習(英英)辞典」 で1.0 程度だと言えるでしょう。 

裸眼で(=辞書なしで)ほぼものが見える(=ほぼものが読める)語彙力は 「裸眼視力0.8=中級学習(英英)辞典のレヴェル」 であり、だから「塔」の標準到達目標を 「中級学習(英英)辞典」 にしているわけです。

さて、語彙学習の上で典型的な言い訳のひとつが 「時間がない」 という言い訳です。

時間がないのであればしかたがない。 たとえ小学校低学年あるいはそれ以下の英語の語彙力しかないとしても、時間がないなら、それは仕方のないことです。

他方で「時間がないなら語彙強化は不可能である」 という自覚が必要です。

時間がないなら語彙強化は不可能である」 というはっきりした自覚がないと 「時間がなくても 曲芸(=語呂合わせ、種々の暗記法、語源、いわゆる多読 etc.) を使えば可能になるという錯覚」 を抱いて「滑稽な話」 でも 「まともな話」 に思えてしまうわけです。

その挙句、うっかりすると生涯を通じて、「英語学習の迷路」 にはまりこむことになります。 こうなればもういくら時間をかけてもさほどの効果は期待できません。 

「時間がない」 というのはただの言い訳に過ぎず 「時間がなければ大人にふさわしい語彙(=0.8以上の視力)を獲得することは不可能」 だと明確に自覚することが重要です。

この自覚は 「塔」 の場合は次のような認識に直結しています。

1 「学習(英英)辞典」 を覚えるのに時間がかかるからと言ってそれが 「学習(英英)辞典を覚えなくてもかまわない」 理由には決してならない。 なぜなら「学習(英英)辞典」に不要な語彙などまったくないからである。

2 覚えるのに時間がかかるからと言って曲芸(=語呂合わせ、種々の暗記法、語源、いわゆる多読 etc.) にたよっても ― どの曲芸もある程度は有効だし私も利用しているが ― 決してブレイク・スルーにはならない。 そんなことは試してみればすぐに分かる。 たとえば、語源だけで裸眼視力0.8超に達した人などひとりもいない。

「塔」 の大きな利点のひとつは 「所要時間が計算できること」 です。 曲芸でそんな計算はできません。 計算の結果とても無理だと思うならいさぎよく撤退して英語習得以外のことに時間を割くべきでしょう。 

 

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