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「塔における充分な認識語彙(見聞きして分かる語彙)」について雑談

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自分の英語の語彙の質・量に関して不満のない人は 「塔」 には無縁の人ですから 「塔」 などに関心を持つ必要はありません。 

他方、独自の方法で 「学習英英辞典」 の語彙の質・量(専門・業界用語などを除く5~10万語)に充分匹敵する語彙力を実際に獲得された方は ― 既に「塔」方式によって目的を達した私はさておき他の人たちには大いに参考になると思いますので ― その方法をぜひ教えていただきたい。 

また、既知語彙が98%を超える語彙レヴェルの本を多読することは、語彙力に限らず英語の総合力を増すためにも、たいへん有効であることは言うまでもありません。 

なお、語彙には 「単語」 に限らず 「多様で大量に存在するイディオムやスラングその他のチャンク表現極めて重要で軽視してはならない!)も含まれる。 あなたが単語ばかりに注目しているのであれば要注意です。 

さらに、「塔」 方式は、あなたが考えているようなことはすべて真剣に長期間にわたって試した後にたどりついたブレイク・スルーであることを付言しておきます。 だから、あなたにとっておそろしく非効率にみえるかもしれないカードの利用も ― 既にしっかり定着している既知語彙に加えて、いくら覚えても忘れてしまうような語彙をしかも5000語~1万語単位で既知化するためには ― すばらしく効率の高いやりかたなのです。 

数千や1万語内外のそれも 「市販の単・熟語帳レヴェルの語彙」 暗記に妥当であったのと同じ方法で 「塔」 レヴェルの語彙を暗記しようとしてもそれは不可能です。 たとえばカードがいやならそれに匹敵するなんらかのツールが必要でしょう。

「塔レヴェルの語彙暗記」 は、ほとんどの人たちにとって、今までに経験した語彙暗記とは質・量共にまったく次元の異なる ― まさに未体験の営為です。 同じような方法は通用しない ― やってみれば分かる。 ただ、やりぬけば、効果は絶大です

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英語で 「ニュースを聞いたり、 たとえばhttp://itunes.stanford.edu/ で大学の授業その他を楽しんだり、http://podcast.com/ とかでいろいろな話を傾聴したり、ペーパーバックに夢中になったり、http://www.newyorker.com/ などの雑誌を拾い読みしたり、映画に浸ったりする」 ためには、一定レヴェルを超える英語の語彙が必要です 

「塔における充分な認識語彙(見聞きして分かる語彙)」とはそんな語彙のことです。

もっと具体的に言えば、 少なくとも「中級学習英英辞典」の、可能なら「上級学習英英辞典」の語彙のことです。

英検1級やTOEIC950点超程度の語彙ではとてもじゃないが足りないというのが塔主の実感です

ただし、そんなレヴェルの語彙を習得する方法はひとつとは限りません。どんな方法でも良い。ひとりひとり違ってもまったくかまわない。

どんどん独自の方法を開発して語彙レヴェルの向上にまい進すればいい。

私は 「塔方式」 を採用して成功した。 そして、語彙習得法に関してはずいぶん勉強しているつもりだが、「塔」以外の成功例を知らない。

その成功例をみなさんの語彙学習の参考にしてもらいたくて 「アンチ・ブログの塔」 のブログを書いているわけです。

私は 「塔以外に方法はあるだろうか。そんなものはない!」 と思っています。 しかし、それは単なる私見に過ぎません。 

塔はひとつの成功例として参考にしてもらえれば幸いだし、そのまま実行してもらってもかまわないし、独自の方法で「塔レヴェルの語彙」を習得できるならなおいいでしょう。

いずれにしても、「塔レヴェルの語彙」を獲得するには数千時間超はかかる作業です。 私が 「充分な語彙の獲得には人によって数年~10年~20年かかる」というのはそのためです。 

get やmake などの基本語彙はもちろん、単語(多義語も多い)・熟語・スラングその他のチャンク表現を ― 音声も含めて(Longman の学習英英辞典は見出し語も例文もすべて音声化されていてリスニング教材としても秀逸) ― 数万語習得しなければならない。

手軽にできる作業ではない!(と私は確信しているし、手軽にやって成功した人をだれも知らない ― もっと手軽にできるだろう!という人やいろいろな方法を提案する人はあちこちにおられるが実際に成功した人はだれもいない)

「そこまでする必要があるのか?」と疑問を呈するあるいは「そんなことをするのはばかげている!」と言う人はさらに多い。

もしあなたがそんな人であるなら「塔」など無視するべきです。そんな人にとって膨大な時間を費やす語彙強化など愚の骨頂かもしれない。ならば、そんな愚かな企てには手を出さぬことです。

しかし、私は ― 体験上 ― 塔レヴェルの語彙がなければ「ニュースを聞いたり、 たとえばhttp://itunes.stanford.edu/ で大学の授業その他を楽しんだり、http://podcast.com/ とかでいろいろな話を傾聴したり、、ペーパーバックに夢中になったり、http://www.newyorker.com/ などの雑誌を拾い読みしたり、映画に浸ったりする」 ことはかなわないと確信しています。

とまれ、各人各様人は実にさまざまです。価値観も違います。お互いに、とりわけ個人色が豊かな語彙などに関しては、干渉すべきではありません。 

他方、語彙に不満がある人は、黙々と淡々と勉強しましょう。 その際、「塔」 は少なからず参考になるはずです。 

話しは逸れますが、最近 出版された 『Oxford Student's Dictionary for learners using English to study other subjects 』 のCDーROMには ― ジェットエンジンのメカニズムなどについて ― 音声解説のある動画もたのしめます。 新たなサービスですね。

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