ウォール・ストリート・ジャーナル・オンラインより (2)
WSJ (2008年9月22日)は ― Goldman, Morgan Scrap Wall Street Model, Become Banks in Bid to Ride Out Crisis ― という見出しのもとに、The Federal Reserve(FRB = 米連邦準備理事会)が took the extraordinary measure (尋常ではない措置をとって)米証券1位ゴールドマン・サックスと同2位モルガン・スタンレーが bank holding companies( 銀行持ち株会社)になることを承認したと報じている。
今後ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーはcome under the close supervision of national bank regulators ( 国の金融規制当局の厳しい監督下に入る) ことになり自由な営業活動が制限されてfar less profitability (利益の著しい減少)を余儀なくされる。
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この承認によって米国証券専業大手5社(3社はすでに破綻)はすべて消滅する。 ウォール・ストリート・モデルの画期となる現象である。
他方、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーは当分は苦難を強いられるだろうが、新たな収益源は画期にこそ芽生えて華々しい成功を収めることが多い。 一般投資家にとっては新たな投資銘柄を探す好機である。 乱世はチャンスなのだ。 Capitalism is eternal ! なのだから。
Comments
私、英語のブログと投資のブログの両方を見てるのですが、昨日今日のアンチ・バベル様のブログを見て、『はて、何のブログを見てるんだっけ?』と思ってしまいました。
最近はbail outとかあまり知らない単語を覚えましたが、これなどもヤフー・アメリカのファイナンスの記事で普通に使われますし、ロングマンの辞書にも見出し語として載っていますね。
Posted by: ぷーさん | September 23, 2008 10:42 PM
プー さんへ
はじめまして。
ASJをオンラインで購読し始めて12年ぐらいになります。日経は就職した当初から読んでいます。
英語や日本語で投資情報を得ることは私の生活の1部になっています。
そうですね、bail out とか 公的資金= taxpayers money とかよく使われています。
米国の国民は 「公的資金が正しく責任を持って使われること that their money is being used correctly and responsibly 」に大きな関心を寄せているはずです。
Posted by: k.y. | September 24, 2008 12:07 AM