yutaka さんへ。
はじめまして。
blog を全部読んでくださった!
そんな方は希です。 ありがとうございます。
> 付け焼刃じゃ駄目なことはわかっていながら
つい安直な勉強をしていた自分が恥ずかしいです。
私は付け焼刃はそれなりに役に立つものだと思っています。たとえば、「聞くだけで~できるようになる」というようなまさに付け焼刃そのものを販売するビジネスが繁盛しています。
これは、しかし、日本の学校英語をうまく利用した、賢い商法です。つまり、学校英語のおかげで見たらだいたいわかる英語に音声(音楽・飽きさせない解説など)を付加して「読んで分かる程度の英語」をそこそこ使えるようにしたてる教材です。
そんな教材でもそれなりに役に立ちます。今までほとんど英語を話せなかった人が日常頻出表現だけでも聞き話しできるようになれば1部の人にとってはおおいなる達成感の源になります。
そんな英会話教材に限らず、すべての安直な英語商材は、硬くてぎこちない学校英語にうまく味付けしておいしくしたてたお子様ランチのようなものです。
そんなものに比較すれば、定評のある大学受験のための英語参考書や語彙集などはずっとすぐれていて、安直な態度ではとても遣り通せない内容の深さも備えています。そのなかには、特に文法や読解に関しては、どんなレヴェルの人でもほぼ満足できるものもあります。
安直なものもそれなりに役立つし充分な需要もあるわけですからむやみに否定する必要はまったくないのですが、安直はどこまでも安直です。 yutaka さんのようにそのことに気づいた人は幸いだと思います。
それは、大いなる境地をあらたに開拓する出発点になります。
そして、あとは、続けること。
これがまた難しい。おそらく最も難しい。
どうか、無理のないレヴェルから、5~10年先を見据えて、たんたんとコツコツと心静かにしかし内心は熱く燃えながら続けてください。中断してもまたもどっていきましょう。1度や2度踏みしめた小道はしばらく放っておくとすぐに雑草に覆われて見分けがつかなくなりますがそれでもかすかに小道の痕跡は残っているものです。また、開拓しなおせばいい。そうすれば小道は徐々に踏み固められてりっぱな小道になって行きます。試行錯誤は決して無駄ではないです。頭の訓練になり頭の中にも小道がしっかりと築かれていきます。
「塔」 が頭の中に 築かれていきます。その著しい効果は知る人ぞ知る!
何度も述べてきたことですが「コーパス準拠の学習辞典」に無駄な語彙などありません。不要な語彙だと思えば自分の責任で無視することは言うまでもなく自由ですが、それは、客観的にあるいは統計的にみて不要だということではまったくありません。
他方、こんな単語が載っていない、あんなイディオムも載っていない、そのへんの小学生でも知っている日常表現さえ載っていない、などと枝葉末節にこだわる人がいますが、そんなことはどうでもいいことです。数ヶ月英語圏で生活すればいやでも覚えるような語彙にかかずらって学習辞典の真価を認識できないとすれば何と残念なことでしょう。枝葉末節にこだわる人は学習辞典をじっくり読んだことさえない人ばかりです。そのすばらしさたるや、語彙習得に関する限り、10~20年の英語圏での生活など比較になりません。
楽に読める本や雑誌などを多読することも必要だし、楽しいことでもあります。音声になれることも必須です。文法・構文も極めて重要です。
時には、レヴェルが許せば、(学習辞典ではなしに)ネイティヴ・スピーカー用の英英辞典を利用することも当然です。私も学習辞典だけに頼っているわけでは決してありません。
しかし、語彙強化に関する限り、「塔」方式 ( ただし、アナログ的あるいはデジタル的などの判断は各自がすること)を凌駕する方法を未だに知りません。
さらに、有名無名を問わず言語学者の説も、参考になる程度で、たいして役には立ちません。 実際の自らの体験に基づいた説ではないからです。 たまに、英語圏の有名な言語学者の語彙強化に関する本の日本の言語学者による和訳が出版されたりします。その和訳のひどさたるや驚いてしまうことがあります。 「もっと英語自体をしっかり勉強したらどうですか」と言いたくなります。「学習辞典」で語彙も強化しなさいと言いたくなります。
自分を棚に上げての好き勝手な言いたい放題、失礼の段、悪しからずご容赦ください。
> 立派な塔を建ててみせます!
そうです! 性急にならずに、徐々に立派にしていってくださいね。
これからもよろしくお願いします。
Happy learning!
Thank you.
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