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コメントにお答えする(10/2009)

J4さんへ。

岡本浩一さんの著書「最強の英語上達法」を読まれた由、ズバリ賢明な策だったと思います。

近年はあまりにもインスタントなあるいは安易な学習法が人気を博しています。

そんな学習法も、幼児程度の会話力などをかろうじて身につけることが目的であるなら、それなりの意味もあります。

問題は、そんな学習法と 「最終的には準ネイティヴスピーカーレヴェルの英語力養成」 を目標とする学習法の違いをまったく意識していない人が多いことです。 

2つの学習法の違いをたくみにカムフラージュして英語ビジネスを推し進める向きも隆盛です。他方、「最強の英語上達法」 のような 「目標レヴェルの高い学習法」 はあまり人気がありません。 

「目標レヴェルの高い学習法」 をことさらに排斥しようとする動きさえ少なからずあります。 「学校文法など役に立たない」、「易しい本をひたすら読むだけでいい」 というような動きもその1部です。 

「目標レヴェルの高い学習法」 はビジネスにならないからでしょう。 幼児レヴェルにも届かない目標で概ね満足する人たちが圧倒的に多いという現実がその背景にあります。

ただし、学習法の選択は各人の自由であって他の人がとやかくいう筋合いのものではまったくありません。 自分が満足できる学習法であればそれで何の支障もありません。

支障が生じるのは学習法に不満を感じる場合です。 そんな場合は、「2つの学習法」 をしっかり意識し区別することが肝要になります。 

「最強の英語上達法」 は、自分の今の学習法に不満を感じている人たちにとっては、最良の1冊だと思います。

>・・・私にすれば15日間で3431語をおぼえらたのでうれしかったです.(でも,英単語をみて日本語訳がいえるというだけです.)

大きな価値のある1歩でしょう。 うれしくなって当然です。 

ご存知のように、英語は、構文・語彙・音声・多読・日本語での教養などの各分野が相乗効果を発揮して、ほんとうに役に立つレヴェルに達するスキルだと考えています。

語彙(これだけでも相当な努力が必要ですが)だけにかぎらず、「2つの学習法」 の違いを意識して数年単位で根気強く努力する。 そうすれば必ず進歩が実感できるし、努力が、苦しくはあっても、楽しくなってくる。 英語力が、実益にも確実に寄与するようになります。 

あせらずに正道を(時に脱線することはだれにもあることだし必要なことでもありますが)歩めば可能性は大きく膨らんできます。

えらそうなことを書き連ねてしまいましたが何分悪しからずご容赦くださいますように。

お便りありがとうございました!

今後ともよろしくお願いいたします。

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