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コメントにお答えする(2/2010)

smiley man さんへ。

はじめまして。 コメントありがとうございます。

英語学習(おそらく英語再学習のことでしょうか)3年半でTOEICスコア:400→750の成果は ― 実際の総学習時間数が分りませんので判断は難しいのですが ― 順調だと思います。ほとんど向上しない場合もめずらしくありませんので、得点の有意な上昇(50点超の上昇)があれば励みになりますね。

> 辞書の通読、暗記は考えもしなかった...

これは、ほとんどの方にあてはまることでしょう。 これほど効率的に語彙を強化できる方法は他にないのですが大多数の人たちは反対の意見をお持ちのようです。 

不人気な理由のひとつは、「本格的な塔の構築」には、尋常ではない根気が必要だからです。 

他方、尋常でない根気があれば、尋常でない大きな成果を享受することができます。  

> かなり効果がありそうですね。

「かなり」どころではありません。 反面、「かなり」どころではない根気も必要です。 ただし、尋常ではない根気が必要だからといって、それが「非効率性」につながるわけでは決してありません。 

同じように尋常でない根気をもってしても、 「塔」 に勝る成果をあげ得る他の語彙強化法はないからです。 私の場合も、みなさんが工夫するようなあらゆる方法を懸命に試した結果、最後にたどりついたのが「塔」だったのです。


> 今ロイヤル英文法の通読を行っており、究極の英単語によるボキャビルを併行しております(+ラジオ講座)。

これも、かなりの程度までは、たいへん効果的な方法だと思います。 

> Access Anchor

これだけでも 「やってよかったな!」 と実感できること請け合いですが、さらに、できるなら、24000語→37000語にも挑戦したいものです。 

上げ過ぎかどうかは実際にやってみて判断されたらと思います。 時間・体力・能力などに余裕があって「中級学習英英辞典」のレヴェルまで達成できれば、非ネイティヴ・スピーカーとしては、ほとんど誰でも 「これでよし!」 と納得できるでしょう。

そのために ― 学習に充当できる日々の時間数によっては ― 5~10~20年かかっても十分に価値のあることだと、私は、確信しています。

以上、いつもながらの独断です。 その旨ご容赦のほどよろしくお願いします。

Thank you.

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Comments

返信ありがとうございます。

>実際の総学習時間数が分りませんので判断は難しいのですが

自分で言うのもなんですが結構の時間を費やしました。
去年までは学生の身分でしたので使える時間も豊富にあり、
1日のほとんどを英語学習に費やしてました(多ければ10時間とか平気でした)。

現在は会社に通いながらですので、1日4~5時間といったところでしょうか。
質より量で無理やり点数を上げたという感じです。

>さらに、できるなら、24000語→37000語にも挑戦したいものです。

究極の英単語の復習に追われておりますが、
「大体覚えた」と思っても、しばらくして見るとビックリするくらい忘れてます。

Access Anchorは24000単語と言うわけじゃないんですね。
見出し単語と派生語あわせて約16000語で残りが熟語ですか。

究極の英単語を暗記出来れば意外と短いうちに習熟度を上げていけそうです。

お勧め欄のワードパワーは現在取り扱ってないみたいですね。残念ですが他を探します。
Access Anchorをやるのもまだ先なので色々考えてみますね。

辞書の復習って難しそうですね。

ありがとうございました。

Posted by: smiley man | July 16, 2010 at 04:27 PM

smiley man さんへ。

> 1日のほとんどを英語学習に費やしてました(多ければ10時間とか平気でした)。

学生時代は浮世の憂いなしに何かに没頭できる貴重な時期 ― これは後になってから分ることで渦中にあるときは実感できないことが多いのですが ― smiley man さんはそんな時期を有意義に過ごしたんだなと思います。

> 現在は会社に通いながらですので、1日4~5時間といったところでしょうか。

社会人になって毎日2時間勉強できればたいへんなことでしょうから、4~5時間はすごいことです。また、それだけ勉強できるということは、smiley man は根気がある証拠ですからうらやましい人も多いでしょう。成果が楽しみですね!

> 質より量で無理やり点数を上げたという感じです。

質も量が伴わないと実を結びませんから、これは有効な学習にとって、実に大事な、根幹を成すことでしょう。

いわゆる楽な方法はそれなりの成果しか生まないし ― 人はそれぞれですから一概には言えませんが ― 達成感も薄くなります。


> 究極の英単語の復習に追われておりますが、「大体覚えた」と思っても、しばらくして見るとビックリするくらい忘れてます。

暗記の秘訣は「絶対忘れることの自覚」だと思っています。

記憶を維持するには復習しかありません。

何回も復習すれば ― そのつど復習に要する時間は徐々に短くなるし ― 記憶も維持されます。

暗記した語彙には読書中にも遭遇してそれがまた復習にもなるし、その語彙に対する理解も深まります。

そして、肝心の読書がますます充実し、楽しくなります。

忘却があってこそ暗記がある。悪魔があってこそ神があるようなものです。どちらも必然的なもので、相互補完の関係にあります。死がなければ生もない。

> 究極の英単語を暗記出来れば意外と短いうちに習熟度を上げていけそうです。

おっしゃる通りです。smiley man さんの根気があれば先がほんとうに楽しみです!

> ...色々考えてみますね。

いい教材はふんだんにあります。そんなことを考えること自体が独自の方法を開拓することに直結します。

そうすれば、たとえば、書店の棚を見ていて、ぴったりの辞書などが目に飛び込んできたりします。うれしい瞬間です。smiley man さんも経験済みのことでしょう。

> 辞書の復習って難しそうですね。

いや、楽しいですよ!

Happy learning !

Thank you.

Posted by: k.y. | July 17, 2010 at 05:23 PM

大変参考になります。というか凄い勇気をもらいました。ありがとうございます

>書店の棚を見ていて、ぴったりの辞書などが目に飛び込んできたりします。smiley man さんも経験済みのことでしょう。

恥ずかしながら、自分の意思で購入した辞書はAccess Anchorが初めてです。
中学、高校の1冊ずつは学校に買わされたものです。
今まで紙辞書は使っておりませんでした。
電子辞書で知らない単語を調べ、意味だけ見て電源を切る。という感じ。

今まで英文法、解釈の教材を多くやって
(文法=All in one exercise、英文法語法問題1000、英文法のナビゲーター(上下)、Forestなど
解釈=基本はここだ、ポレポレ、基礎英文解釈の技術100、透視図、英文解釈教室など)
おりましたが、それでも本を読んだとき理解できない文が結構ありました。

僕よりTOEICのリーディングが低い方達でも、僕が読むより難しいとされる本を楽しんでるようです。
そんな記事を見るたび「何が足りないのだろう」とモヤモヤを感じていました。
何か腑に落ちない。

それでまた「文法が弱いのかなぁ」と思いロイヤル英文法を始めたわけです。

しかし、このサイトに来て辞書暗記の重要性を感じ、
「探していたのはこれだった」と、これが素直な感想です。


>いや、楽しいですよ!

k.y.さん、あなたは最高ですね!
これほどズバッと言い切られると気持ちいいです。
ロイヤルはまだ1周目ですし、(実はまさに今日1周完了しそうです)
究極の英単語もまだ終わらないのでそれまでは使っていきたいと思います。

早く辞書学習に移りたいですが我慢です。
本当に楽しみです。
実行に移す前にあなたのような方からアドバイスをもらえて本当に幸運です。

ありがとうございました。

Posted by: smiley man | July 18, 2010 at 07:32 AM

k.y.さんへ

はじめまして、E1Gと言います。
以前からブログ拝見させてもらってます!
このブログに感化され、私も2009年の1月からはじめて、つい先日、アンチ・バベルの塔を「Longman Dictionary of American English」で建て終えた者です。
詳細はこちらに載せてありますので、私のサイトで恐縮ですが、もしよかったらご覧頂けたらと思います。
http://e-kaiwa-master.com/columns_finished_building_the_tower.html

現在の私のレベルは、英検1級ギリギリ合格レベルで、最終目標は、ネイティヴなみの英語力、植田一三先生の言う、「達人」のレベルになる事です。
受信力に関しては、

運用語彙(認識):約25,000~30,000語(50,000以上)、聴解力: 洋画80%、CNN95%、読解力: TIME95%

というものです。
そして、塔を建て終えて、いろいろ疑問が出てきまして、いくつか質問させていただいてもよろしいでしょうか?

1 「Longman Dictionary of American English」だけでは、上記のレベル、運用語彙約2万5千~3万語、認識語彙5万語以上には届かないのではないか?そうだとしたら、そのレベルになるために、「Longman Dictionary of American English」をマスターした後にやるべきことは何か?

2 k.y.さんは、「Random House Webster's Intermediate English Dictionary」と「Cambridge Advanced Learner's Dictionary」の未知語を掲載したと書かれていますが、なぜ「Cambridge Advanced Learner's Dictionary」も使ったのでしょうか?

「Random House Webster's Intermediate English Dictionary」と「Longman Dictionary of American English」は大体同レベルだとありますが、ネイティヴレベルになるには「Cambridge Advanced Learner's Dictionary」も必要だったからなのでしょうか?

3 日常英会話力をネイティヴなみにするには「Longman Dictionary of American English」のマスターのほかに何をするべきか?

4 私は、リスニング力がリーディング力より弱く、文字で見れば分かる文章でも、洋画などで聞き取れないことが多々あるのですが、対策として「Longman Dictionary of American English」をマスターして英語力を底上げする以外に音声面でするべきことは何か?

もちろん、今は現在の塔をマスターすることに専念しようと思っていますが、その先のビジョンもおおまかに知っておきたくて質問させてもらいました。
長々と失礼しました、お時間のあるときに、アドバイスいただけると幸いです。

Posted by: E1G | July 25, 2010 at 04:22 AM

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