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大西泰斗 ポール・マクベイ著 『一億人の英文法(東進ブックス)』 (2)

『一億人の英文法(東進ブックス)』 の記述法は unique = unlike anything or anyone else で、同じことを新鮮な角度からながめることができる。

ときに「うん?」と思える記述もあるが、こうした箇所は今後の改訂版で改良されていくと思う。

長年にわたって改良・工夫をかさね日本の英語教育に多大な貢献をしてきた従来の学校文法をひとつの確立された柱だとすれば、 『一億人の英文法』 はそれと並び立つもうひとつの柱になる可能性がある。

今はまだ学校文法の方がはるかに精緻で完成度の高い体系であるが、 『一億人の英文法』 は、将来はそれと双璧をなす体系になる可能性がある。

大西氏と同様学校文法を全面的に否定する酒井邦秀氏の 「多読」 に比べて、『一億人の英文法』 は具体性や説得力の点で圧倒的に優れている。

『一億人の英文法』 は、近年の英語観の成熟と軌を一にする成果でもある。

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今、「基本動詞」 の項を読んでいるが、たとえば、123ページの次のような説明がおもしろい:

●「向こうからやってくる」感覚と進行形
see hear と進行形はあまり相性が良くありません...(省略)... can を使って「今聞こえている・見えている」をあらわすテクニックを身につけてください。

( 1) × I'm seeing the pandas.
I can see the pandas.
( パンダが見えるよ )

( 2) × I'm hearing the bells.
I can hear the bells.
( ベルの音が聞こえるよ )

...(省略)

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