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楽で効率的な語彙強化法とは?

それは簡単でしょう。

ずばり、自分で熱中できるやり方ですよ。

他人の目から見てどんなに面倒くさくて非効率に見えても本人が時間を忘れて取り組めるやりかたであればどんなやりかたでもかまわない。 それこそまさに、その人にとって最も楽で効率的な方法です。

だから、まず、何か試してみること。 試してみないと自分でもわからない。 人間は複雑過ぎて自分で自分のことがまるで分かっていないことが往々にしてあるからです。 自分で自分のことが分かっていない。

我を忘れて取り組めたり、長い目で見て飽きもしないから(時々飽きても結局そのやりかたにもどってくるから)ずっと続けられたりするやり方。

気がつけば思わず熱中しているやりかた

そして数ヶ月~年単位で効果が明らかなやりかた ― これは熱中できるやり方の必然の結果ですが ― これなら10年でも20年でも続きますよ。

さらに、どんなやりかたでも、極端に言えば3日坊主であっても、やらないよりははるかに上等です。 効果も明らかです。 それだけでもいろいろ発見があります。 その3日分を何十回も復習すればその部分は完全に習得できる。 そんなことを積み重ねるだけでも長い間には大きな差になる。 

しかし、できたら、あなた独自の「塔」 ― あなた自身が熱中できるやり方 ― を見出して欲しい!

あっ、それから、現状で別に不満のない人は、あえて自分探しを ― 自分のやり方探しを ― する必要はないでしょう。 やれば、豊穣な新天地が開ける可能性はありますが...

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Comments

覚えていらっしゃるかわかりませんが、以前、ブログの趣旨には沿わないかとも思ったのですが、えい聞いてしまえ、と思って、英検やTOEICのリスニングについて質問させていただいたものです。お陰様でといいますか、英検準1級2次合格、TOEIC890,工業英検2級合格、と次々に達成することができ、大学受験生~大学生の間に、せめてそのあたりまでは到達したいと思っていたところに、ようやく31歳になって到達することができました。それはとてもうれしいことで、今年は自分にとってはいい年になったかと思います。御ブログの高い高い志からすればとてもレベルの低いご質問をしてしまったかとも思っているのですが、非常に尊敬しているブログでしたので、ご回答いただけて大変うれしかったです。ただ資格をいくつか取ってみて、「やはり」といいますか、こんな程度なのか、という思いがわいて来るのも事実です。TOEIC800点台といえばかなり英語のできる人だと思っていた私としては、いざ取れてみると、単語も文法もリスニングも英作も、まこと、大したことはない、と感じる日々です。ようやく英検1級 TOEIC950に挑戦できるところまで来れたのだし、まだまだ頑張りたいと思っています。そして、英検1級取得できたら、そこで満足せず、3万語くらいのレベルまでは、と夢は広がりますが、英語の勉強の時間も好きなようには取れず、どれだけ実現できるか、とも思っています。とりとめのない文章となりましたが、以前コメントした際、ご助言いただけましたことを感謝させていただくとともに、ご報告をさせていただきました。英語の勉強に躓いたとき当ブログを読むと不思議と力が湧いてきます。素晴らしいブログをお書きいただいていることに感謝しきりです。

Posted by: フライハイ | December 21, 2011 at 11:36 PM

フライハイさんへ

はい、しっかり覚えています。

「英検準1級2次合格、TOEIC890,工業英検2級合格」を達成された!

日本で普通に教育を受けた人がこのレヴェルに到達するのは、その成功率からしても、決して容易ではないと思います。

すばらしい成果です。

私がフライハイさんぐらいの年齢だったときにはまだ英検準1級もTOEICも存在しない時代で、私は英検1級の一次に2回失敗し、高い壁に囲まれた閉塞感に悩んでいました。

結局もう1回1次に失敗したあと、4回目は1次2次とも余裕で合格でした。

うれしかったですね。

だからフライハイさんの喜びもよくわかります。

そして、合格してみたら想像していたほどではなかったという実感もよくわかります。

私も同様でした。

あれほどあこがれたレヴェルも考えていたほどではなかったという現実。

それでも、やっぱり、容易にできることでもない。

資格試験というのはそういうものでしょう。

他方、実力は確実にUPしている。自信もついてくる。さらにやろうという意欲も強くなる。

好循環が生まれる。

フライハイさん、次のご報告を楽しみにしています。

いいニュースをほんとうにありがとうございました。

Happy learning!


Posted by: k.y. | December 22, 2011 at 09:14 PM

>他人の目から見てどんなに面倒くさくて非効率に見えても本人が時間を忘れて取り組めるやりかたであればどんなやりかたでもかまわない。 それこそまさに、その人にとって最も楽で効率的な方法です

なるほど 目を開かれました!楽しくなければ語彙力増強は続けられません。単なる我慢競争にはしたくないですね。

私はTOEICがほぼ満点ですが、タイムレベルの英語だと頻繁に辞書を引かなければならずイライラの連続でした。ただ、塔主様にならい新たに三千語ぐらい語彙力を増強して(細かいやり方は違います。まさに本人がお気に入りのやり方が一番長続きしますものね)、かなりイライラが小さくなりました。あと一万語付け加えるとかなりスムースに読めるようになりそうです。

ところで、塔主様の読書スピードは、アンチバベルを始めてからどのように変化していきましたか。単に未知語に会わないという以上に、読書スピードも上がらなければ快適な読書はできません。ちなみに平均的ネイティブスピーカーが、普通レベルの文献を母国語で読む平均的読書スピードは300wpmだそうです。日本人では150wpmぐらいで英語力の最上位層に位置するようですが、この程度では実際問題使い物になりません。

Posted by: HS | January 06, 2012 at 08:15 AM

HSさんへ。

コメントありがとうございます。

最適のやり方が各人によって大いに異なるのは、人類が、特にその脳が、たいへんな進化を遂げ、各人がそれぞれに最適の自由裁量を持てるようになった結果だと思います。

プロ野球の、特にメジャーリーガーの、打者や投手のフォームを見ていると、「よくあれで打てるな」「よくあれで投げられるな」と思える独特の構えで好成績を上げている場合がよくあります。

また、同じ医薬品を同じ症状の患者に投与しても、患者ごとに効き方や副作用がかなり異なるようです。

これらは各人の脳や身体全体のメカニズムが違うからだと思います。

そして、外国語の語彙強化の方法にも個性が生まれるのは、必然でしょう。

真の自己発見・自己流の発見こそ成功の前提といえるかもしれません。

そのための、試行錯誤も、これまた、必然のプロセスに違いありません。

さて、読書速度についてですが、私は、「平均的読書スピードは300wpm」というようなスタンスはとりません。

あくまでも「日本語で読むのと同様に読む」ことを目標にしてきました。

「塔」の実践によってその目標がほぼ達成されました。

なぜ、「平均的読書スピードは300wpm」というようなスタンスをとらないのか?

そのことにあまり意味がないと考えているからです。

日本語での読書でもまったく同じです。

外山滋比古著「思考の生理学」を、カント著「純粋理性批判」の和訳を、吉本ばなな著「キッチン」を、吉川英治著「宮本武蔵」を、ビジネス書を、絵本を、読むとき、各本によって、スピードや読み方はまるで違ってきます。

目次と目次に付随した説明を読むだけで充分に事足れる新書本などもあります。

車の運転と同じでスピードは自由自在です。

だから、スピード自体を重視することはありません。

私自身は、日本語を読むように英語が読めれば、それで何の問題もありません。

されど、HSさんのように「読書のスピード」に言及されたコメントは初めてだったので、私も改めて考えたことはなかったので、新鮮でした。

昔、「TIME」をストップウオッチを片手に読んでいた「英語の達人」がいたことも思い出してなつかしくもなりました。

Thank you.

PS: その後、"The Pelican Brief" by John Grisham と "TIME" を1分間で読んで見ました。

なるほど、300字超でした。

ただ、記事や気持ちの乗り加減によって、もっと速くなったり、うんと遅くなったりします。

複雑な文章や好きな文章などは、何度も読み直したり、じっくり味わってその場で暗記してみたりもします。

また、我を忘れて読書に没頭しているときは、そのまま電車の駅を乗り過ごしてしまうようなときは、英語だ日本語だという言語意識は消えて、イメージだけの世界に入り込んでいる場合もあります。

やっぱり、時間に関しては融通無碍ですね。

Posted by: k.y. | January 07, 2012 at 02:18 PM

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