羽生選手と英語
http://news.nifty.com/cs/sports/athleticdetail/thepage-20140215-02153s/1.htm
偉業を成し遂げた人が発する言葉は、どんなに単純な表現であっても、確かなインパクトを持つものですね。
また、自分の思っていることを実際に口に出すことこそ、外国語上達の欠かせないポイントだとも思います。
そうでなければ、すべてが学習活動に帰してしまって、覚えた表現も役立つ道具にはなりえない。
http://news.nifty.com/cs/sports/athleticdetail/thepage-20140215-02153s/1.htm
偉業を成し遂げた人が発する言葉は、どんなに単純な表現であっても、確かなインパクトを持つものですね。
また、自分の思っていることを実際に口に出すことこそ、外国語上達の欠かせないポイントだとも思います。
そうでなければ、すべてが学習活動に帰してしまって、覚えた表現も役立つ道具にはなりえない。
http://www.youtube.com/watch?v=53SIKuCuHv0 参照
これで、語彙強化の基本原則は、だいたい網羅されていると思います。
ただ、英和辞典の効用も大です。無視すべきではありません。
英英辞典が万能なわけでは決してない。
さらに具体的な方法に関しては、自分独自に開発する必要があります。
同時通訳者の 関谷英里子 さんもそのひとり。
関谷さんは高校時代から、Thesaurus と Collocations は何度も何度も引いているそうです。
仕事が忙しくて辞書を存分に引けないことがストレスらしい。
以下は、『同時通訳者の頭の中』からの引用です。
(引用開始) ― 少しぼーっとできる休日などに、「この日本語って英語で何と言うのだろう」「この英語って日本語ではどのように言えるだろう」とふと思ってある単語を調べ始め、そこからさまざまな辞書を引いたり、読んだりしているうちに数時間が過ぎてしまう・・・こんなふうに休日を過ごせたらとても幸せです(マニアックですみません) ― (引用終止)
私は、たとえば講談社の「類語大辞典」などを読むと、自分の日本語の語彙の乏しさをひしひしと感し、豊かな母国語の語彙に今更ながら感動します。
かくして、自室には各種の辞書が汗牛充棟です。
ささやかな宝物たちです。
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小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。
イチロー
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このイチロウのことば、「塔」を建設し維持する際の秘訣でもあります。
達成できた人が世界で3人しかいない4000本に比べたら、「学習辞書暗記」など、どうということはないでしょう。
ただ、ごく普通のひとにとっては、けっこうたいへんなこと=とんでもないことのように思えるかもしれません。
しかし、たんたんと毎日努力を続けたら、やがて「学習辞書」の最終ページにいやでも到達します。
「学習辞書暗記などとんでもない!」と思っているひとでも、小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道であることを痛感することになります。
その威力をひしひしと感じて悦びにひたることになります。
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たとえば (1例=ただの参考例に過ぎません。また、所要時間はだいたいの目安です):
毎日、1時間、語彙暗記のための勉強ができ、ターゲット辞書は「Longman Handy Learner's Dictionary Of American English (517ページ)」だとする。
(1) 辞書を物理的に30分割する ⇒ 全てのページを2倍に拡大してコピー ⇒ A3用紙に2ページ分がきれいに収まる ( 拡大は見やすくするためだが、目に負担のない人は原寸大でOK )。
以下の作業はそのコピーしたものを用いて行う。
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(1) 20ページ分を1セットにして閉じるか輪で留める。
毎日のルーティーン作業は下記のようにする。
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(2) 20分 1セットを1ページずつ未知語彙を選別し・マークし、覚える ( この作業は20日間で終了 )
(3) 10分 前日までに覚えた分を復讐する。
以上の作業を1セット終えるまでつまり20間続ける。
この終えた1セットを「1」と名付ける。
それから2セット目に入る。
(4) 15分 「1」を全て復讐する
(5) 20分 2セット目を1ページずつ未知語彙を選別し・マークし、覚える。
(6) 10分 2セット目の前日までに覚えた分を復讐する。
以上の作業を20日間続ける。
その終えた2セット目を「2」と名付ける。
その時点で「1」の復習を1旦終了し、「1」は30日後に再度全て復讐する。
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30日ごとに毎日1セット(20ページ)分復讐すれば、30日間で「Longman Handy Learner's Dictionary Of American English (517ページ)」の未知語彙を、余裕を持って、すべて復讐できる。
最後の30セット目を「30」としたあとは、、つまり辞書の全ての未知語彙選択・暗記を終えたあとは、毎日1セットずつ「1」~「30」まで繰り返す半永久復讐だけになります。毎日15分程度の復讐だけ!
興味があれば、時間やターゲット辞書は自分なりにアレンジして、ぜひ、試してください。
私、k.y.は1947年生まれで、もうすぐ66歳になる。
小学校時代は、今から思えば、のどかだった。
たとえば、口ひげをたくわえた担任の男の先生は50歳前後で、第2次大戦時・中国での戦況をよく語ってくれた。いわば自身の活躍譚(たん)だ。
先生は戦時中は軍人だった。体育の時間は旧軍式の「回れ右!」とかやらされた。
その先生は授業の時間割をときどき無視した。
思いついたように野原に繰り出したり、校庭の菜園の施肥などをした。
そのため自分の授業ができなかった音楽の先生が立腹していたのを覚えている。
たまに、歩いて数分のところにあった、競艇場へでかけた。
広大な池(競艇場)の堤で、迫力満点のボートレースを観た。エンジン音やら波しぶきをあげる航跡やら競い合う俊敏なボートの動きやらレーサーの姿やらが脳裏に焼きついている。
そんな頃からおそらく7~8年して加藤峻二さんは17歳で競艇選手になった。
今で現役生活55年。選手約1600人の最年長。
2007年まで最高クラスのA1級、現在はB1級(普通の選手)に在籍。
今年3月に、参加46人の中で、10年ぶりに優勝。
今までの獲得賞金は約16億1500万円。
ちょっと古い記事ですが ⇒ http://blog.zige.jp/hanshinnpo/kiji/348431.html
加藤選手いわく:
「なぜ続けているのか、正直言って自分でも分からないですね。やっぱり結果もそれなりに出たからなおさら居心地がよかった。17歳から、こんないい仕事ないなと思ってやってきたし、他の世界のことはもちろん知らないですから。もう辞めたい、と思ったことは一度もないですね・・・(太字 k.y.)」
50歳ごろに衰えを感じたそうだ ―「・・・最初は相手が速いのかと思うんだけど、ああ自分がもたもたしてるからだって、だんだん気づいてくる。修正しているつもりでも、現実は違う。勝てなくなるっていうことはそういうことです」
日経7月13日(土)夕刊より
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